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第78話 削除

Author: 雨音休
last update Petsa ng paglalathala: 2026-06-12 06:03:23

 翌日の朝。

 トウマとウミとベルフラウはアストラブール町の広場を訪れていた。広場の片隅には背の高いクロマツがあり青々と茂っている。広場には白いテントが設営されている。白いテントの下には長机と椅子が並び、明日の闘技祭の受け付けカウンターだった。

 エントリーするために、トウマたちは受け付けカウンターへと来ていた。そこに座っていた女性NPCにトウマが代表して声をかける。

「おはようございます」

「おはようございます。闘技祭のエントリー希望者でしょうか?」

 眼鏡をかけたNPCの女性が顔を上げる。

 トウマは頷いた。

「ああ。二組の出場を頼みたい」

「分かりました。お名前をどうぞ」

「トウマだ」

「ベルフラウよ」

 隣にいたベルフラウも名乗った。

 NPCの女性は眼鏡をくいと上げて、トウマの後ろにいるウミに視線を向ける。

「そちらの茶髪の女性は使い魔ですね」

「ああ。ウミは俺の使い魔だ」

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